2019年も、もうすぐ終わりが見えてきた今日この頃。
今年の活動と、blogが書けなかった間にどんなことをしていたのかを書いてみます(*´ω`*)
2017年9月に、我々と同じように日本で活動しながらヨーロッパのレーベルからリリースしているEARLY CROSSと、
イタリアのTEMPERANCEとの3マン東名阪ツアーを敢行して以来、その約1年3ヶ月後である2018年12月までライブ活動を休んでいた我々ANCIENT MYTH。
この1年ほどの間に、一体何をしていたのか?というと、超大真面目な話、歌の実力を鍛えるために声楽のレッスンと、音楽力を底上げするためにヴァイオリンのレッスンに通いながら、作曲をしていました(・ω・)
それをやりつつライブ活動できたのでは?
と言われるかもしれませんが、現実的な話、レッスンにみっちり通うお金や時間を確保するだけでも難しいので、必ずしも黒字になるとは限らない音楽活動と並行して進めることは不可能でした。
新しい技術を習得する時、私が必ず実行しているポイントがいくつかありまして
・必ず、情熱が高まっている時に始める
・体に定着させるため、最低でも数ヶ月はそれがメインの生活を送る
・周りに始めたことを伝える(自他共に覚悟する)
・始めたての頃は他のことは多少疎かにしてもよいので、熱中しまくる
これは私が英語を話せるようになった時も、禁煙できた時もやりましたので、有効な手段だと思います。
この2項目に加えて、きちんとクラシックの歌い方で歌えるようになり、さらには出るかもわからなかった高音域が楽々出るようになり、ヴァイオリンも音が出る程度には弾けるようになりました(*´ω`*)
※補足
通常、ヴォーカリストが自分の声域を上へ<半音>広げるに、1−2年はかかるものです。私は素養と過去の経験と情熱があったので、短期間で何音も伸びただけです。ラッキー。
と、いうわけで、私は真剣に実力を上げたいと切望していたのです。
何故か。
いやまあ、どんなジャンルの芸術芸能人もアスリートも、常に自分の限界を超えたいと思いながら生きているものだと思いますが、
私にとっては
2016年にドイツのレーベルからアルバムをワールドワイドにリリースし、その何ヶ月か後にはベルギーで開催されている「女性ヴォーカル・メタルのフェスティヴァル」の元祖 METAL FEMALE VOICES FESTに出演を果たし、
さらにその数ヶ月後である2017年1月1日には中国・深センでのオールジャンル音楽フェスティヴァル、MIDI FESTIVALに出演、
さらに同年にイタリアのTEMPERANCE、同じくイタリアのOVERTURESらとヨーロッパツアーに出たりなど、などなど、、、
このたった一年余りで経験した出来事の濃さに刺激を受けて、立ち止まってでも、もっと実力をつけねば!と思ったわけです。
その甲斐あって、2019年にはクオリティが一段と上がった楽曲が完成、表現力の広がった歌をお披露目できたのです(*´ω`*)
1年ほどの引きこもり修行の成果を2曲、貼っておきます(*´ω`*)
『天狼大神』
『Träumerei: Luna』
これまでの歌い方は、こんな感じだったのです。
今でもライブでは、過去の曲は声域の事情でクラシックの歌い方にすることは難しいため、このまま歌っています(・ω・)
『Aerial Memories: false』
何故、この過去の歌い方では、ハイトーンではなかったのか(実はそれなりに高音なのですが、声質のせいで低く聞こえる?)は、また改めてお話ししますね(・ω・)
そんなこんなで、実はもう一曲、めっちゃメロスピな新曲もあり、ライブでは何度かやっている曲があるのですが、それはそのうち何らかの形でお聞かせできればよいな…(´ω`)
ANCIENT MYTHの2019年(と、それに至るまでの2年ほどの経緯)、一緒に振り返っていただきありがとうございます(`・ω・)
またどんどん色んなことを明かにしていきますので、お楽しみに〜(*´ω`*)