ライヴまでもうあと1日になったよ(・ω・)ウヒョ
めちゃくちゃ楽しみ!
レコ発というものは5年ぶりくらい!嬉しいな〜(*´ω`*)
アルバムをリリースしてまだ数日しか経っていませんが、
『初めてANCIENT MYTHを知った』という方もポツポツお見かけして、
やっぱりリリースするのって大事ねー、と思う今日この頃。当たりまえw
今日のブログは、私の声についてです。
初めてANCIENT MYTHを聴いた、という方々は、
知っていただくきっかけとしては やっぱりMusic Videoだったりするのでしょうか?
このMVの”Chaos to Infinity”は、
『女性ヴォーカルの割に歌が低いなあ』と思うかもしれませんね。
(昔から私の歌をご存知の方は、今まで通りのイメージだと思いますが)
MV”Chaos to Infinity”で初めて私の歌を聴いた人が、アルバム “ArcheoNyx”を買って聴き始めたら、
他の曲ではめっちゃ高い声も出てきてびっくりするかもしれませんね(*・ω・)
(これはわざとそうしようとしたわけではありません)
今回のアルバムで歌ったメロディーの音域は、
E3からF6までです。楽譜や鍵盤でいうとこの辺です♪( ´▽`)
F6の音はオペラ・カヴァーの”Der Hölle Rache kocht in meinem Herzen” 、コロラトゥーラの部分の最高音で出てきています。
このトレーラーの途中でもそれを聴くことができます(*´ω`*)
実は、調子が良いともっと上のD7くらいまで出せますので、
もしかしたら今後F6よりも高い音を使う場合もあるかもしれません。
ただ、それは音楽的な必要性があれば、の話です。
ヘヴィ・メタルあるあるで、「どれだけ速いか」や「どれだけ高いか」を議論しがちですが、
どれだけ速かろうが高かろうが、それが音楽的なフレーズとして成立していなければ
ただのびっくり人間大賞のようだ、と私は思ってしまうのです。
メロディーの美しさという大切な題材が置き去りにされた、
技術を証明するだけのフレーズって、私はあまり好きではないです。
——ちょっと余談——
思い返せば。
ピアノの教則本の鉄板、「Hanon(ハノン)」や「Czerny(ツェルニー)」など。
数百年くらい使われている教則本ですが、
基本的な運指の練習がほとんどで(そのために作られたんだけど)
「メロディー歌いたいマン」な私には辛かったですorz
もちろん、そんなHanonやCzernyの中にも、
メロディーが大好き!という曲もありましたが(*´ω`*)
※そういう曲は仕上がるのが爆速でしたw
声楽だと「Chorübungen(コールユーブンゲン)」や「Concone(コンコーネ)」が同じ位置付けかな。
『メロディを聴かせられるようには仕方がない基礎練習』としてやらなきゃいけない、
という「主菜を食べるための副菜(または前菜)」みたいな位置付けで、
結構苦手でした(´・ω・`)
はよ主菜食べさせてよ(´・ω・`)。。。的なね。
せっかくメロディを歌える段階にまで成長したのに、
まるで教則本に戻ったかのようなことをやるのはもったいないと感じるのかもしれませんね。
——余談おわり——
そのため、「自分はどの高さまで声が出ます!」ということを「脈絡なく」言うことはありません。
他のミュージシャンと競いたい部分があるとしたら、どれだけあなたの心を掴んで離さないか、ですかね….?
(それが一番難しいやつw)
悪魔なのでね、一応ね。
人間を魅了すると言う使命がありますので〜(*´ω`*)
まだまだ修行中ではあるものの、
私の声の多様性(声色、声域など)については今作で出していけたかなあと思っています。
以下、『YOUNG GUITAR』ならぬ『ANCIENT VOCAL』(架空のHR/HM歌雑誌w)のインタビューより抜粋。←
(メタルヴォーカル雑誌求む!)
Michal : 一曲の中で、地声と声楽的裏声をスパッと一瞬で使い分ける “Meteor Hunter” は、
スムーズに切り替える為の練習に苦心しました。
Michal : “天狼大神” も、Aメロは地声でも裏声でも支えにくい声域なので、
地声強めの裏声を作るということをやっています。
Michal : “Crimson Stigmata”や”River of Oblivion” は、一つのフレーズの中で地声と裏声を行ったり来たり。
Michal : “Song of Siren”は、作り込んだ地声を使っていたり(これがメタル曲だと、力む方向になっていただろうからこの声色では歌えてなかった)。
Michal : そして歌い込めば歌い込むほど、新しい声の出し方に気がつく日々なのでありました。
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歌って本当に奥が深いですね〜(*´ω`*)
唯一無二の楽器だもんね。
私の声や歌を好きと言ってくれる人にたくさん巡り会いたいし、
そう言ってくれる人を一人でも多くする為、
発信し続けていきたいと思っています。
私にも大好きなヴォーカルさんがいて、大好きな歌があって、
それを聴くととっても励まされるから(でも時には自分の実力不足に悔し涙を流すこともwwww)。
不安も多い時代、私の歌が誰かのともし火になってくれたら嬉しいなあと、
真夜中にひとり 想うのでありました(・ω・)
※君たちは早く寝なさいよ?
あなたにいつも寄り添う
ANCIENT MYTHグッズ
7/11(日) WildSide Tokyoより販売開始です(*´ω`*)
いよいよ明日。
皆さんに会えるのが楽しみですよ〜!